チーム座談会 チームが一丸となり、
時代にマッチした新たな警備を確立

さまざまな役割を担当する多くのメンバーによって支えられている暮らしの安全・安心。それぞれのメンバーは、どのような思いで日々の業務に取り組んでいるのでしょうか。また、役割が違っても共通する、「国際セーフティーらしさ」とはどのようなものでしょうか。若手からベテランまで、5人の社員が語り合いました。

Member

秋森 順之
イベント事業部部長
1991年入社
イベント警備の営業・企画・管理を担当。
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山口 智和
システム事業本部次長
1997年入社
機械警備、防犯カメラ、AEDなどの新規推進とその他管理業務を担当。
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登尾 崇史
システム事業本部
2014年入社
機械警備を行う部門で警備隊として活動。異常発生時などに現場対応を行っている。
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橋本 有香
イベント事業部
2008年入社
施設警備やイベント警備の現場を経験した後、警備員の配属などを行う現職に。
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吉 理樹矢
大阪支社
2018年入社
総合職として入社。現在、大阪市内の複合施設で常駐警備を担当している。
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顧客ファースト・現場ファーストが浸透。
「相手を思う気持ち」を共有している。

秋森:「国際セーフティーらしさ」と言われて私のようなベテランが思い浮かぶのは、「仕事は断らない」ということかもしれません。先輩には、「できない理由ではなくて、できるようにする方法を考えろ」と教えられたものです。いまは時代が違うので、私たちベテラン社員が若手にそのようなことを言うことは無いですが、お客さまの要望を可能な限りかなえたいという思いは同じではないでしょうか。

吉:同じだと思います。「実現は難しいかな?」という要望をお客さまからいただいたときも、「まずはやってみる」「要望に寄り添える別の方法を考えてみる」ということを大切にしています。これは現場の先輩から教えてもらっていることです。

山口:「話し手ではなく聞き手になりなさい」というのはよく言われてきましたし、今も若手に伝えていることです。警備の専門家としてさまざまな提案はしますが、押し付けはしない。あくまでもお客さまの思いを最優先するというのは、私たちらしさなのかもしれません。あとは、機械の設置などの際に、営業が現場に出向くのも当社らしさかも。計画通りに工事が進むか、お客さまは満足してくれているかなど、現場のことが気になるんです。

登尾:現場でいる私たちからすると、本部の方が作ってくれる警備の計画書がとてもわかりやすいことがありがたいです。しかも、どんどんアップグレードしているように思います。

橋本:イベント警備では、現地集合のスタッフに計画書を渡してすぐに担当業務を理解してもらう必要があります。計画書のわかりやすさに助けられている場面はたくさんあります。

秋森:計画書をはじめとした現場へ引き継ぐ書類は、長年のノウハウの結晶です。「現場ではこういうことが起こるかな?」「この言い方できちんと伝わるかな?」という、現場を想像する経験の積み重ねが今の計画書につながりました。

山口:お客さま思い、現場思いの会社ですよね。そこは自信をもって言えます。

多数の若手が活躍中。“適材適所”で
自分も仲間も能力を発揮できる。

吉:入社して、警備の仕事への印象が変わりました。例えば常駐警備の仕事では、お客さまや施設利用者と言葉を交わす場面が思った以上に多いですし、「ありがとう」と言ってもらえる機会も多い。決して、難しい顔をして立っているだけの仕事ではないんです。

橋本:むしろ施設の“顔”ですよね。私はアルバイトスタッフの採用や「どの警備を誰が担当するか」という人材に関する仕事もしているのですが、イベントや施設の性質を考えながら人材配置を行うようにしています。元気に対応できることや明るく笑顔で対応できること、きっちりコツコツ取り組めることなど、人それぞれの「得意」を発揮しやすいのが警備の仕事であり、当社の人材配置の考え方だと思います。

山口:適材適所ですよね。その点では、人的警備や機械警備、施設にイベントとさまざまな種類の警備を受け持っていることも、メンバーそれぞれの得意を発揮しやすい環境と言えます。現場の仕事もあれば、営業や総務など本部の仕事もある。支社も各地にあるので、自分にあった場所で働くことができます。

橋本:若手がたくさん在籍していますよね。それに女性社員も多いです。

登尾:経営陣との距離の近さも当社ならではではないでしょうか。当社では、部長と気軽に話せて、現場からの要望をためらいなく伝えることができます。そのことを学生時代の友人に話したら、びっくりされました。

山口:昔は違ったんですよ。でも、今は「上の言うことは絶対」なんて時代じゃありません。だから変えました。年齢や役職の壁は全部取り払って、若手や現場スタッフの意見を全部聞くようにしました。そうすることで若手が成長すれば、より良い警備やお客さまの満足につながると考えたからです。

秋森:「全部聞く」は、私たちベテランが肝に銘じていることです。「もう少し休憩時間を長くしてほしい」といった現場の声も、しっかり届いていますよ。

吉:休憩だけでなく、休みも取りやすいです。ありがとうございます!

幅広い視野とスキルを備えた人材を育成。
警備のイメージを変えていきたい。

秋森:オリンピックや万博など、日本、そして関西では大きなイベントが立て続けに開催されます。当社もそのなかで重要な役割を担っていく予定です。若手にとっては、かけがえのない経験になるでしょう。これらの機会を通して、大きく成長してもらいたいですね。

山口:仕事の種類による垣根を超えて、広い視野とスキルで警備を担える人材を育てることが今後の目標です。例えば機械警備と常駐警備の両方に精通した人材が育てば、両者の連携を深めてワンセットでお客さまに警備を提案することが可能です。お客さまにとっての「警備のワンストップサービス」のような存在に私たちがなることで、より良い警備を実現したいです。若手には、ぜひそんな人材を目指してもらいたいです。

橋本:警備会社は固い会社、男性中心の会社というイメージがあるかもしれませんが、実際はそうではありません。女性に関して言えば、むしろ「女性だからこそできる仕事」がたくさんあるように思います。施設の顔となったり、おもてなしを受け持ったりという、従来の警備会社のイメージとは違った業務まで、すでに当社は担当しています。そういった部分への理解を深めてもらい、警備会社のイメージを変えていきたいです。

登尾:警備の仕事は、暮らしのいたるところで活躍しています。そういう意味では、「日本の安全を支えているのは警備会社だ!」って思うんです。誇らしいし、かっこいい仕事だと思います。

秋森:警備は決して1人ではできません。仲間と支え合って、はじめて成り立つ仕事です。メンバーそれぞれの得意を活かし、苦手をフォローし合うのが当社の警備です。チームを引っ張る人も大切ですし、同じぐらい、決められた役割をコツコツきっちりとやり遂げる人の役割も大切です。誰もが「自分らしさ」を発揮できる場所があります。ぜひ、チャレンジしてみてください。

座談会を終えて

お客さまと社会を見つめながら、
自らを変えていく。

警備の仕事は、街で見かけることも多いなじみのある仕事です。しかし、一般にイメージする仕事は国際セーフティーが担っている警備のごく一部であることが、5人の言葉からわかるのではないでしょうか。また、私たちが目にする警備の現場の裏側に、たくさんのメンバーが多くの思いを込めていることもわかります。5人は、「会社をより良くしていきたい。そうすることが、より良い警備をお客さまや社会に提供することにつながる」と口を揃えます。より安全で快適な暮らしを見つめながら、“足元”である日々の業務や自社を見つめ直して改善していく。それが、私たちが50年を超える歴史のなかで培ってきた「国際セーフティーらしさ」と言えるのかもしれません。