自分らしい
役割を全うしながら
チームで守る。

吉 理樹矢
2018年入社

地震発生時のパニック状態。
「自分にしかできないこと」で
役割分担し、施設の安全を確保。

都心にある複合施設で、施設警備を担当しています。警備の仕事というのは、一人で出来ることには限界があります。チームのメンバー誰もが、欠かすことのできない大切な役割を担っています。そのことを実感したのが、2018年の大阪府北部地震での出来事でした。
あのとき、私は当該施設で、ちょうど夜勤が終わるという時間帯だったのですが、突然大きな揺れでエレベーターが緊急停止しました。エレベーター内には人が閉じ込められ、館内はパニック状態になっていました。この状況のなかで隊長は、私たち若手警備員を上層階に急行させ、状況確認をするよう指示を出しました。そして人が集まる下層階にはベテラン警備員を配置。誘導を担当させました。後でその理由を聞くと、「若手は体力があるから、階段で上層階まで行ける。体力はないが経験が豊富なベテランは落ち着き払った行動ができ、パニックになっている人の誘導こそが適任」という理由でした。
人は誰しも得手不得手があります。それを見極め、役割分担していくことで施設全体の安全が守られるのです。警備の仕事の奥深さやおもしろさを、身をもって体験した出来事でした。

警備は想像以上に感謝される仕事。
業務の垣根を越え、
会社をけん引する人材をめざす。

警備の仕事は、「防犯」、「防災」のみならず、さまざまな人と関わるという側面を持ちます。道をたずねられたり落とし物の対応をしたりというのがその代表例です。そして、そういった場面の多さに比例するように、「ありがとう」と言ってもらえる機会も多いです。大学で社会福祉を専攻していた私にとって、分野こそまったく違うものの、警備は「人のためになる」、「人に喜んでもらう」という、根底でつながる「やりがい」と出会うことができる仕事です。
総合職で入社した私は、現在担当している警備業務の後には、営業や総務などを担当させてもらう予定です。会社では今、人的警備と機械警備の両方に精通した人材の育成にも乗り出しています。この動きに歩調を合わせ、業務の垣根を越えた万能型の人材になることが目標です。幅広い仕事を理解し、会社全体を引っ張っていける人間になれるよう、1つひとつの仕事に全力で取り組み、警備業務に関係する各種資格を積極的に取得し、知識と経験を積み重ねて会社になくてはならない人財として活躍していきたいです。

SCHEDULE

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PRIVATE

学生時代から一人旅を楽しんでいます。最近は屋久島に行きました。次は中国・四国地方を計画中です。旅先では目的地を1か所だけ決めておき、あとはノープランで行動するのが楽しみです。

CAREER UP

総合職で入社。現在は現場での警備業務を学んでいる真っ最中です。東京2020オリンピックの警備に参加する可能性もあります。めったにないチャンスでいろんなことを勉強してきたいと考えています。

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